基本的な考え方・方針など
目標と実績
当社では、ESG取組み17項目(2025年度)として、「関電不動産開発 ゼロカーボンロードマップ」における「03 自らのゼロカーボン」を抽出し、これに関する目標として以下を掲げています。
- すべての自社利用事務所にCO2フリー電気を導入
- すべてのマンション販売センターにCO2フリー電気を導入
- すべての社用車を電動化
当社は、ゼロカーボンの選択肢を社会に提供すると共に、自らのゼロカーボンの実現に向けた取組みを推進しており、2030年度の自社による温室効果ガス排出量(GHG Scope1+2排出量)※の削減目標を70%(2021年度比)と定めました。目標達成に向けて、具体的には、「すべての自社利用事務所およびマンション販売センターにCO2フリー電気を導入」すること、「すべての社用車を電動化」することを推進しています。
これらの取組みにより、2024年度末時点のCO2フリー電気の導入率(件数比)は、自社利用事務所で83%、マンション販売センターで69%となりました。2025年度末のCO2フリー電気導入率100%を目指し、導入を推進していきます。
また、社用車の電動化については、2024年度末時点の導入率(台数比)は77%です。2025年度末の導入率100%を目指し、導入を推進していきます。
このように、自社利用のエネルギーの脱炭素化に取り組むことで、2024年度の自社による温室効果ガス排出量(GHG Scope1+2排出量)は、基準年度(2021年度)比▲39.7%となり、2030年度の削減目標70%実現に向けさらなる削減を推進していきます。
- ※Scope1:燃料の燃焼などの直接排出量を表します。
Scope2:自社で購入した電気・熱の使用に伴う間接排出量を表します。
取組み事例
● CO2フリー電気導入済みのマンション販売センター
● 導入済みの電気自動車
| 項目名 | 2023年度実績 | 2024年度実績 | 2025年度目標 |
|---|---|---|---|
| 自社利用事務所におけるCO2フリー電気導入率※1 | 57% | 83% | 100% |
| マンション販売センターにおけるCO2フリー電気導入率※1 | 24% | 83% | 100% |
| 社用車の電動化率※2 | 53% | 77% | 100% |
- ※1当社所有ビル以外を利用している場合で、当該ビル所有者の方針によりCO2フリー電気を導入していない物件は除きます。
- ※2電動化とは、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)、などにすることを表し、一部の車両を除きます。
