ハイライトHighlight

私たちが何を大切にし、どうありたいか。
未来に向けた思いや、思いに基づくプロジェクトを紹介します

未来のために Highlight 01

「明るい未来」に向けて
社員一人ひとりの想いを重ね合わせた
ブランドステートメント

写真:ハイライト01メインビジュアル

私たちは何を大切にし、どうありたいか。
社員自らが「開発」し言語化、そして「浸透」活動へ。
みんなが思い描く未来を実現していきます。

ブランド
ステートメント
ビジョン
一人ひとりが輝く
コミュニティで
あふれる社会
ミッション
多様性を尊重し、
つながりが生まれる
空間を創る
開発から
2019年にプロジェクトチームを立ち上げました。若手を中心にさまざまな部署メンバーから構成。自社の歴史や企業精神、強みや独自性、そしてありたい姿など、9カ月間にわたって合計約100時間の議論を重ねました。
浸透へ
ブランドステートメントへの共通認識を持ち、事業活動を通して体現していくための活動を展開。経営層向けワークショップやポスター制作など3年間の浸透活動を通じて一定の成果を得ました。今後も浸透活動を継続していきます。

当社の強みやありたい姿を見出すプロジェクトチームでの対話

写真:当社の強みやありたい姿を見出すプロジェクトチームでの対話1
写真:当社の強みやありたい姿を見出すプロジェクトチームでの対話2
写真:当社の強みやありたい姿を見出すプロジェクトチームでの対話3

若手を中心としたプロジェクトチームにおいて、会議室が付箋で埋め尽くされるほどの意見出しや対話を何度も重ね、また時には全社をまわり多様な社員と対話をすることで、私たちが大切にするコアな価値を見つけ、ブランドステートメントとして言語化しました。

ブランディングワークショップ開催による浸透活動

写真:ブランディングワークショップ開催による浸透活動1
写真:ブランディングワークショップ開催による浸透活動2
写真:ブランディングワークショップ開催による浸透活動3

2022年8月に経営層を対象としてスタートしたブランディングワークショップは、その後管理職に対象を広げこれまで計約250名が参加。部門を越えてコミュニケーションを図りながら、ブランドステートメントをマネジメント層として自部門の業務に落とし込み、自身や各部員一人ひとりがそれぞれ自分事化できるようにすることで、理念の深い理解と実行につなげています。

インナーブランディングムービーの制作

写真:インナーブランディングムービーの制作1
写真:インナーブランディングムービーの制作2
写真:インナーブランディングムービーの制作3
写真:インナーブランディングムービーの制作4

インナーブランディングムービーからの抜粋画像。ムービーには総勢60名の従業員が出演し、気づきから具体化さらに自分事化へとストーリー仕立てで計3本を製作しました。出演している従業員が自ら考え語る言葉や姿を観ることで、ブランドステートメントの理解促進、自分事化するきっかけづくり、行動変化につながっています。

ポスター・PC壁紙の作成および展開

写真:ポスター・PC壁紙の作成および展開1
写真:ポスター・PC壁紙の作成および展開2
写真:ポスター・PC壁紙の作成および展開3

従業員がブランドステートメントを何度も目にし常に意識するよう、執務室内に掲示するポスターや、社用PC・スマートフォンの壁紙を作成・展開しています。

コンサルティング会社担当者さま

写真:株式会社ディープビジョン研究所 代表取締役 江上 隆夫 氏
株式会社ディープビジョン研究所
代表取締役
江上 隆夫 氏

プロジェクトチームの皆さんは、自社を徹底的に俯瞰することでコアの価値を見つけ、素晴らしい理念を導き出しました。しかし、これも実行されなければ絵に描いた餅。自分の仕事を理念の視点から見ると、どんな取組みが可能なのか。理念の内容を自分に引きよせ、ひも解く姿勢が「理念で動く会社」をつくります。ぜひ実行に取り組みましょう!

開発に関わった従業員

写真:経営管理本部 経営企画部 企画戦略グループ チーフリーダー 橋爪 翔子
経営管理本部 経営企画部
企画戦略グループ
チーフリーダー
橋爪 翔子

ステートメント開発にあたり苦労した点は、チーム全員の意見が一致した上で決定するという進め方をしていたため、誰か少しでも気になるところがあれば再考するという繰り返しで非常に根気のいるプロセスであったことだと感じています。だからこそ、全員で一言一句こだわり抜いたステートメントを創り上げることができたと思っています。

浸透に関わった従業員

写真:住宅事業本部 CS部長 植田 敏裕
住宅事業本部 CS部長
植田 敏裕

理念開発を担当した私たちと初めて見る社員では、温度感が全く違うので、私たちが理念に込めた思いをどうやって理解してもらうかが課題でした。理念は事業活動に落とし込む必要があり、一人でも多くの社員が自分事として捉え各自の業務で理念を実践してもらうために今後も地道に浸透活動を継続することが大切と感じています。

浸透活動を受けた従業員

写真:経営管理本部 経理部 管理グループ 康村 叶子
経営管理本部 経理部
管理グループ
康村 叶子

ステートメントが策定された当初、管理部門の自分には直接関わりのあるものではないと感じていました。しかし、業務を行う上で意識してみると、自分にもできることが多くあることに気づきました。まずは小さなことから自身でできることを見つけて取り組むことで、自然と社員に浸透してポジティブな気持ちが広がっていくのではないかと思います。

未来のために Highlight 02

ステークホルダーと共に「らしさ」を追求
関電不動産渋谷ビル

写真:ハイライト02メインビジュアル

働く人が輝くためのさまざまな工夫は、対話を重ねたどり着いた結果です。
当社が目指す新しいオフィスのあり方や働き方のひとつの答えがここにあります。

「らしさ」あふれる当社からの新オフィス提案

企業の「らしさ」を創出し、働く人の感性を豊かにする多くの工夫。働き方が多様化している今、それぞれの個性が交わり「らしさ」が生み出される場を提供します。

アートを取り入れ遊びごころあふれる空間に

共用ラウンジ「Sora Lounge」には、ビルコンセプトに共感いただいた若手アーティストが渋谷の街並みや当ビルの建設風景を描いたウォールアートを設置。各階トイレにも「Recharge」をテーマに安らぎの中にウォールアートならではの遊び心あるアートを設置し、ワーカーの感性を豊かに広げます。

写真:1階のLED大型モニター 写真:建設風景を描いたウォールアート

オープンエアな屋上テラスと一体利用も可能なラウンジ空間

最上階の共用ラウンジ「Sora Lounge」は、リビングライクなデザインでオフィスワーカーのモチベーションを高めます。
日中は、朝活、ランチ、コーヒーブレイクなどに利用可能。
アフターワークでは、共用テラス「Sora Terrace」と一体的にパーティースペースとして使うこともできます。

写真:最上階の共用ラウンジ「Sora Lounge」 写真:共用テラス「Sora Terrace」

企業の「らしさ」を表現できる低層専用部

らせん階段で結ばれた2層の専用部。吹抜け空間がオフィスワーカーのコミュニケーションや創造性をさらに高めます。ガラス張りのファサードは、企業の働き方など「らしさ」を外部へ発信する役割も果たします。

写真:ガラス張りのファサード 写真:らせん階段で結ばれた2層の専用部

使い方多様なプライベートテラス

各階に入居テナント専用のプライベートテラスを設置。気分転換の場だけでなく、打ち合わせやワークスペースなどテナントやワーカーの発想次第で多様な使い方が可能です。

写真:入居テナント専用のプライベートテラス

オフィスワーカーやビル来訪者をもてなすエントランスなどの共用空間

エントランスホールでは四季折々のカラーで植栽をライトアップ、エレベーターホールでは当ビルからオフィスワーカーへ向けたメッセージを投影、また各所でアロマを使用するなど、オフィスワーカーやビル来訪者の五感を刺激します。

写真:オフィスワーカーをもてなす共用部

「働く人」の声を活かす

「Voicy」から広がるアイデアを企画に反映

音声プラットフォーム「Voicy」で「働き方」や「オフィスビル開発」について発信。活動の中でのさまざまな人との偶発的な出会いやひらめきをきっかけにここでしか生まれない商品企画に反映しています。

写真:音声プラットフォーム「Voicy」
上記の二次元コードより「ビル開発女子の働くとオフィスの話」をお楽しみいただけます。
PCではこちら→

入居テナントが壁面利用可能なエレベーターホール

企業イメージの演出や、ブランディング活動に役立てていただけるよう、共用部の壁面利用を可能にしました。各テナントが自由な発想で各階のエレベータホールの一部壁面にデザインを施すことで、企業の「らしさ」やメッセージを社内外に発信することができます。

写真:入壁面利用が可能なエレベーターホール

「ゼロカーボン」への挑戦

机上環境センサーや画像センサーにより空調や照明を制御する先端技術の導入などにより「ZEB Ready」認証を取得。「オール電化×CO2フリー電気」の当社らしいゼロカーボンビルを体現しています。

働く人に想いを巡らし、新たなコンセプトを提案

写真:首都圏事業本部 ビル事業部 事業推進第一グループ リーダー 西川 麻花
首都圏事業本部
ビル事業部
事業推進第一グループ
リーダー
西川 麻花

コンセプトメイキングには約半年も時間を要し、オフィスに働き方の多様化が求められる中で、渋谷らしさ、各入居企業らしさ、各ワーカーらしさを創造・発信できるように本物件の独自価値を言語化しています。商品企画では、渋谷で働くワーカーへのヒアリングなど、ユーザーの声を反映させマーケットインしたモノづくりを心掛けました。

共創によるアイデアをカタチにし、賑わいあふれる場をつくる

写真:株式会社竹中工務店 東京本店 設計部 設計第1部門 設計4グループ チーフアーキテクト 吉田 泰洋 氏
株式会社竹中工務店
東京本店 設計部
設計第1部門
設計4グループ
チーフアーキテクト
吉田 泰洋 氏

ワークショップやデザイン施策など建築主と早期から共創し、渋谷・企業・ワーカーの「らしさ」を新たな価値としてカタチにしたプロジェクトです。ワーカーの舞台となるテラスやまちに発信・つながるオフィス空間など「らしさ」を実現する仕掛けや仕組みを構築し、ここで生まれる賑わいが渋谷と共により魅力的になることを目指しました。

未来のために Highlight 03

生物多様性に配慮した持続可能なまちづくり
明石スマートタウン

写真:ハイライト03メインビジュアル

人と緑と生き物がつながる暮らし。
そして、多世代がつながる拠点や電力使用の最適管理システムも導入。
未来の暮らしを私たちが提案します。

生物多様性に配慮したマンション

植栽計画

植生の多様性と階層構造を意識した植栽計画により、高木・中木・低木・地被植物という高さの異なる階層の植栽をバランスよく組み合わせることで多彩な緑化空間を提供しています。

写真:植栽計画

生態系ネットワークの創出

周辺緑地の蝶や鳥などを指標にすると共に、在来種の採用、生き物の生息場所や移動経路など周辺環境との調和や生物多様性に配慮しシンボルツリーなどの植栽を選定することで様々な生物が生き生きと活動できる場となっています。

写真:周辺環境

ABINC認証を取得

敷地中央に配した木造の共用棟、桜並木を整備した遊歩道や地域開放型の緑あふれる広場などの取組みにより、いきもの共生事業推進協議会(ABINC)認証を取得しています。

写真:いきもの共生事業推進協議会(ABINC)認証のロゴ

ブロッサムアベニュー

桜並木を整備した遊歩道「ブロッサムアベニュー」では、一般的に普及しているソメイヨシノに加え、サトザクラや、日本古来からの品種であるオオヤマザクラやヤマザクラなどを織り交ぜることで、植生の多様性に配慮しています。

写真:サクラの歩道「ブロッサムアベニュー」

地域とのつながりと交流を促す拠点に - コミュニティHUB

「住みたい・住み続けたいまち」を目指して官民一体となりまちづくりを続けてきた「明石スマートタウン」の中心となることを目指した、木造共用棟「コミュニティHUB」。
ソフト(機能)、ハード(建築)、ランドスケープが共存する、地域コミュニティ形成の拠点として、地域を巻き込んだ交流を支え、活発な利用が期待できる点が評価され、2023年度グッドデザイン賞を受賞しています。

持続可能性と生物多様性に配慮した外観と内装

持続可能性と生物多様性に配慮した木材・資材調達を志向し、主要構造部を全て木架構で構成、屋内も木材で仕上げ、脱炭素社会に資するぬくもりある仕様でコミュニケーションも弾みます。

写真:木造の大庇(おおびさし)が印象的な外観
木造の大庇(おおびさし)が印象的な外観
写真:天然素材をふんだんに採用した内部空間
天然素材をふんだんに採用した内部空間

地域とのつながり・交流が自然と生まれる仕組みづくり

学童保育や住民間コミュニティ活動の運営サポートのほか、多世代に向けた地域開放イベントを定期的に開催し、参加者同士の交流が自然と生まれ広がっていきます。

ベビー&キッズたちの遊び場(フレンドスクエア)

赤ちゃんや児童のための安心安全な雨天時の遊び場となり、子育てをハード面でサポートする空間。

写真:ベビー&キッズたちの遊び場(フレンドスクエア)

大型スクリーンを設置したイベント空間(キッチンスタジオ)

料理教室にも対応でき、みんなで食事をしながら大型スクリーンでスポーツ観戦なども楽しめる空間。

写真:大型スクリーンを設置したイベント空間(キッチンスタジオ)

シアタールーム

気の合う仲間が集まって迫力の大画面と音響装置で気兼ねなく映画や音楽などを楽しめるプライベートな空間。

写真:シアタールーム

街区全体で電力使用を最適化

明石スマートタウンの中心となる「シエリアシティ明石大久保」では、街区全体で電力を一括受電し、各住戸のエコキュートを群制御することでピークカットを実現。
街区内に太陽光パネルや風力スタンド、さらに、V2Xシステムを導入し、通常時も非常時も電力を無駄なく利活用できます。

図:街区全体で電力使用を最適化

シエリアシティ明石大久保では全住戸にオール電化を採用しており、エコキュートのタンク内の水は災害などの断水時に非常用の生活用水として利用可能です。
また、電気はガスや水道と比べると災害からの復旧日数が短く、災害に強いライフラインであるといえ、オール電化の採用により防災・減災力を高めています。

図:暮らしにさらなる安心を

人と生物、そして地域とつながる暮らしの提案に期待

写真:株式会社IAO竹田設計 大阪第一事務所 次長 川﨑 省吾 氏
株式会社IAO竹田設計
大阪第一事務所
次長
川﨑 省吾 氏

ネイチャーポジティブの実現に向けた生物多様性の創出は未来環境への大切な取組みであり、シエリアシティ明石大久保の多様でまとまりのある緑地は、人と生物が光・風に包まれた自然と共生する暮らしを実現している。地域にも開放されたこの場の取組みや意義を生活者と共有し、維持の継続、発展への牽引を関電不動産開発さまに期待します。

住まわれる方の幸せと快適な住環境の創出を目指して

写真:首都圏事業本部 住宅事業部 第二推進グループ リーダー 藤井 宏尚
首都圏事業本部
住宅事業部
第二推進グループ
リーダー
藤井 宏尚

幸せをデザインするというCIELIA(シエリア)のコンセプトのもと、住まわれる方の快適な住環境の創出に加えて地域住民の方にも喜んでいただけるよう意識し商品企画に取り組みました。生物多様性に配慮した植栽計画・地域開放型のコミュニティ形成の促進・省エネルギーの取組みなど、社会にも良い影響を発信できる物件にできたと自負しています。